奇形腫

自分の記録用にブログを。

 

 

ここ2週間ぐらい治らないめまい·ふらつき·浮遊感。怠さや疲労感や眠気。

 

それが生理に伴う体調不良と感じて婦人科へ。

 

 

3月31日

婦人科にて右側の子宮に6センチの腫れ物があると。

おそらく奇形腫。

手術が必要。

 

と言われる。

 

 

 

4月3日~4月5日

かねてから予定していた家族旅行での四国旅行に。

移動中はひたすら寝てしまう。

 

1日目の夜あたりから鼻詰まりが激しく始まる。

 

 

 

そして今日。

 

仕事帰りに婦人科での細かい血液検査の結果を聞きに寄る。

 

一通り問題はなく奇形腫も悪性の可能性は無さそうだと。

でも手術はした方がとの事で、

大きな病院の紹介書を書いてもらう。

 

 

3時間だけの仕事でいつもなら余裕なのに、

昼から4時間も寝てしまう。

子供に起こされようやく動き出したのが既に夕方の18時頃。

 

これだけ寝たのに体の怠さ重さは取れない。

 

相変わらずの浮遊感やふらつきは依然治らない。

 

 

タバコ(2日目)

父はヘビースモーカーです

 

それはもうかなりの昔から

1日3箱は当たり前。

 

とってもヘビースモーカー

 

 

毎日の晩酌も当たり前

 

瓶ビール1本に

焼酎は2杯……

 

 

どれだけ周りが言ったところで

我慢するぐらいなら死んだ方がいいというような人だから

 

言うだけ無駄のような有り様で

 

 

どんな時もタバコは離せない人で

 

 

今回父の腫瘍は

肺を始め3ヶ所に転移しているらしくて

 

 

そんな父の事

 

引っ張ってでもタバコを止めさせるべきやったんじゃないかと涙ながらに話す母。

 

関係ないよ、

そんなの関係ない、

 

 

大丈夫、

 

誰のせいでもない。

 

 

 

実家に。(2日目)

急遽な事で

いろいろ途中のままだった事もあって

 

今日は父が無理を言って

昼間4時間だけの外出を許してもらって家に一時的に帰ってきました。

 

ちょうど私も子供達の歯医者とか美容院を今日は予定していて実家に帰ってくる事になっていたので

 

用事済ませ次第実家に。

 

家に入ると

いつもの場所でいつもの感じでテレビを見てる父が。

 

大好きな大学ラグビーの決勝戦を見てました。

 

 

私が携帯を変えてアドレス変わった事を伝えてなかって事もあって

今回の事を父本人が私と兄それぞれに伝えようとしてたのに

そのメールをもらうことができなかったんです。

 

 

とりあえず

父に新しい連絡先を教えて

 

後は

 

普段から無口で特に会話なんてする事のない関係、

 

基本的に母とずっと喋って

途中時々口を挟むだけやった父

 

 

今日もそれはいつも通りで

 

だからといって

何か話すとかも取り立ててなく

 

 

ラグビーの大会が終わると

 

そろそろ戻ろうかとゆっくり立ち上がった父を

 

母が病院まで送っていきました。

 

 

いつも通りのいってらっしゃい。

 

いつも通りのまたね。

 

 

これでいいのかなと、

 

この家に父がまた戻って来る事があるのかなとか

 

 

いろいろ思うけど

何も言葉にできず

 

 

 

 

 

旦那さんの言葉。

今朝、

旦那さんに父の事を少しだけ報告。

 

まだ、

あくまでも検査入院って段階でって母にも言われたから

 

急遽

検査入院する事になったと。

 

それが「胸部疾患センター」と伝えたら

 

 

そうなん?胸に影があってって感じで?

 

うん。

 

じゃあ、それかもって?

 

ほぼ、そうやろうって、

 

 

 

じゃあ、

続けて言った言葉が、

 

 

まぁ、しゃーないやろっ、

あれだけタバコ吸ってたらなぁ、

 

 

一言目がそれで。

 

 

おかあさんは一緒にもちろん行くんやろ?

 

え?何が?

 

何がって一緒におらんの?

 

 

 

母が付きっきりで傍に居ないことを批判さしてるのような言葉を言ってきたから

この人は何を言ってんだろうかと。

 

あー、あかん。

すごくショックやったから1字1句をカタチに残そうと思ったけどハッキリ思い出せない。

 

 

とにかく

 

なんでずっと一緒におらんの?

 

そんなん今日明日どうこうなる段階じゃないやんっ、

 

そやけど、でもこんな時は、

 

いや、何を言ってんの?

 

 

 

私的には、突然のそんな宣告を受けて

「大丈夫か?」

の一言もないのかと、

 

一番に出てくるのが

 

あんな生活してたらしゃーないな。とか、

なぜ一緒に居てやらないのか、とか、

 

どこまでも他人事で、

どこまでも気持ちに添わない発言にしか捉えられなくて

 

 

最後には

笑いながら

 

うわぁ、

俺がそうなった時怖いわぁー

 

 

なんて少し笑いながらトイレに行ってしまって

 

 

この人なんなんだと

悲しみと怒りが込み上げて仕方なかった。

 

 

もちろん

彼にはほぼ肺がんだろうということも、

それがおそらくステージ4まで来てしまってることも伝えてないけど、

 

 

それでも

 

胸に影があって緊急検査入院となった。

 

ってそれだけを伝えたとしても

もっと違う言葉をかける考えにはならなかったのかと。

 

そんなにも他人事でいられるのかと、

 

 

俺がそうなった時に怖い?

 

いや、

逆に私の方が怖いわ

 

身も心も弱った状態でおいても

更に精神的に追い詰めてくるんじゃないのかと、

 

 

私は長生きなんてしたくないってずっと思ってきたけど、

今日、初めて心底思った。

 

絶対長生きしてやる。

少なからず彼よりは。

 

 

彼から開放された人生を歩まずして死ぬなんて耐えられない。

 

 

無神経過ぎるとだけ伝えたけど。

彼にはきっと全く理解してもらえてない。

 

 

 

突然の。

今日

母から連絡がきた。


「父が検査入院しました。
肺がんの恐れありと言われました。
月曜日~検査が始まります。」

 


あまりもの突然の事で驚き

理解力に欠け

ぶわっと襲ってくる「どうしよう」という気持ちに少し狼狽える。

 

LINEを返して少ししてからかかってきた母からの電話で思わず号泣。


「あかんよ、
あかんよ、

こういうのは本人の前ではあかんねんよ


私もずっと笑ってたんやからね。」

 

 


ヘビースモーカーだった父。
祖父も癌で他界。


いつかきっと


そうは思ってたけど
急にくると正直戸惑う

 

現段階で
癌はほぼ間違いないとのこと。


ステージ4ぐらいだと。


詳しくは月曜からの検査で。

 

ここでは
これからの事をひとまず記してみようと思う。